8ヶ月使用して感じたWindows版Vivaldiのメリット・デメリット
前回の記事で、Vivaldiの紹介とAndroid版のメリット・デメリットを書きました。
この記事では8ヶ月間使用した私の経験を基に、それまで愛していたChromeと比較する形でWindows版Vivaldiのメリット・デメリットを説明します。
Windows版Vivaldiのメリット
感じたことを全て挙げてしまうと読みづらくなってしまうので、特に気に入っているメリット6つと気になるデメリット2つを書くことにします。
私はChromeからVivaldiに完全に乗り換えたため、Chromeに関する認識が古いことがあります(おそらく2020年5月頃で止まってる)。
記事の内容におかしなところがあった場合、コメントで指摘していただけるとありがたいです。
メリット①: マウスジェスチャーをサポートしている
私はChromeでは拡張機能を入れてマウスジェスチャーを使っていました。ですが、PDFファイルを開いた時など、ブラウザを使っていてもマウスジェスチャーが効かない場面がありました。
Vivaldiではこのような場面に出くわしたことはありません。
ブラウザレベルでサポートしているため、どんなときでもマウスジェスチャーを使うことができます。
メリット②: ブックマークが見やすい・使いやすい
ブックマークはこのような縦長の表示で、この部品をブックマークパネルと呼びます。
パネルを表示させたまま(Chromeだといちいち閉じちゃいます)、並び替え・削除などの操作ができます。
また、前回開いたフォルダを記憶しており、よく使うブックマークにはアクセスしやすく設計されています。
私は普段はパネルを隠しておき、マウスジェスチャーで表示するようにしています。
メリット③: タブスタック
2020年5月時点でChromeにも実装されていたようです。
タブスタックとは下の画像のように、複数のタブを一つにまとめる機能のことです。
ShiftキーやCtrlキーを押しながらタブを選択し、右クリック→「タブのスタック」を押すことで、一つのタブスペースの中に複数のタブを収納することができます。
多くのタブを開いているときに、別の作業用に開いていたタブを1つのスタックにしてしまい、右クリック→「タブの休止」を使うことで省スペース・メモリの節約が可能になります。ヒソカも喜びそうです。
メリット④: タブのタイル表示
タイル表示とは下の画像のように、一つのウィンドウで複数のページを表示する機能のことです。
ShiftキーやCtrlキーを押しながらタブを選択し、右クリック→「タブをタイリング」、もしくは右下のタイル表示ボタンを押すことで、画像のようなレイアウトにできます。
ウィンドウをうまく配置することにより他ブラウザでも実現可能ではありますが、ワンクリックで配置・解除できることは重要だと思います。
メリット⑤: セッション機能
左上のメニューアイコン→「ファイル」→「現在のタブをセッションとして保存」と選択することで、現在開いているページを保存することができます。
「保存されたセッションを開く」をクリックすることで、保存したタブを開くことができます。
作業用に開いたがブックマークするほどではない、でも次の作業のときのためにどこかに保存はしておきたいページたちをまとめて保存することができます。
メリット⑥: ピクチャーインピクチャーが簡単に使える
地味ですが好きな機能です。 動画サイトを開くと、1枚目の画像のように動画上部にボタンが出現します。このボタンをクリックすると2枚目の画像のようにピクチャーインピクチャー機能が使えます。
例に使用したURL(https://www.youtube.com/watch?v=_eezeDBQCQs)
最前面で動画を流しときたいけど、ウィンドウにすると後ろに行っちゃって面倒だなってときに使えます。
Windows版Vivaldiのデメリット
デメリット①: 翻訳ができない
Android版と共通のデメリットです。
Chromeの場合、日本語以外のページを開くとアドレスバーの辺りに翻訳のポップアップが出てきます。
ですが、Vivaldiにこのような機能はありません。そのため、別途拡張機能を入れる必要があります。
デメリット②: ドラッグアンドドロップで検索できない
(大きなデメリットのように書いてしまいましたが、解決可能です)
Chromeでは「検索したいテキストを選択」し、「タブのところまでドラッグアンドドロップする」と、新しいタブで検索してくれます。
Vivaldiだとデフォルトではそのような動きはしてくれません。下の画像のようにマウスジェスチャーの設定をいじる必要があります。
解決可能なデメリットではありますが、私もこの記事の執筆のために設定を見直すまで気づきませんでしたので、初めて使う方のために書いておきます。
まとめ
私のお気に入りブラウザ、VivaldiのWindows版の紹介は以上です。 良さは他にもたくさんあるので、自分で使って感じてほしいです。
ぜひ、公式サイトからダウンロードしてみてください。